Jリーグディビジョン2 第31節
仙台 0-1 山形
得点 78分:山形 豊田陽平
GK 清水健太
DF 宮本卓也 レオナルド 石井秀典 石川竜也
MF 北村知隆(60分 豊田陽平) 秋葉勝 佐藤健太郎
宮沢克行(89分 渡辺匠)
FW 長谷川悠 財前宣之(32分 宮崎光平)
病み上がりですがなんとか生きていますよこんばんは。
いやぁ、病み上がりでユアスタビジ自は、実にきつかった(苦笑)。
さて、今シーズンみちのくダービー最終戦@ユアスタだったのですが、
まず、初めに言っておきたいのが、仙台は決して悪くなかったということ。
前半、中盤でポゼッションを確保するために、
動きながらパスを出し受けすることで、
仙台は、山形のプレスを外し、ゴール近くまで攻め入り続けることができた。
これ自体は、仙台として狙っていた展開だろうし、
山形としては、覚悟していたとしても、望んだ展開ではなかっただろう。
しかしながら、前節の相手の愛媛もそうだったんだけど、
ゴール前でのラストプレーの精度なり、工夫が仙台には足りなかった。
縦への思い切ったスルーパスやドリブルは見られなかったし、
ミドルシュートはことごとく枠を外していた。
頼みのナジソンも、前線でボールを受けるところまではできたが、
その後、ゴールへ進む、山形にとって危険なプレーが出来なかった。
いずれにせよ、押している前半に先制できなかった時点で、
手持ちの札で弱い仙台としては、試合展開として
苦しくなる一方であったことは否定出来ない。
そして、山形としては前半の相手攻勢を耐えたことで、
選手のカードや戦術の細かな変更というカードを有効に使う下地が出来ていった。
そして、後半。ボールを奪うラインを押し上げて、
今年の基本戦術であるショートカウンターを機能させ、
岡山不在の仙台DF陣に、北京帰りのトヨグバを投入し、
ツインタワーでプレッシャーをかけ、
78分、ミヤが左サイド深いところに持ち上がったところで、
長谷川がクロスオーバーしてファーに流れ、
マークを見失ったニアの仙台DFの前に飛び込んだ
トヨグバが値千金のヘッドで先制。
後は、運動量でも気力でも上回った山形が、仙台の攻撃の芽をことごとくつぶして、
愛嬌でシミケンのびっくりどっきりなキャッチミスもあったりしたけど、
仙台に思うような攻撃をさせず、1-0で完封勝利。
2008年のみちのくダービーを勝ち越しで終わることとなる結果に。
んまぁ、先に仙台の話をすれば、
やはり今後昇格のチャンスに絡むために必要なのは、
ゴール前での最後の一手の工夫と精度かと。
そこまでの過程については決して悪いことはしていない。
切り札として獲得したナジソンは、管理人的印象としては、
何でも出来る器用な選手だけに、ポストプレーじゃなく
前を向いてボールを向かせるプレーをさせる使い方をしない限りは、
相手の脅威にはならないと思う。
そして山形としては、トヨグバが戻ってきたことで、
ツインタワーが再建設できることになったけど、
今日の試合に限らず、これは非常に強力な武器になると思う。
左サイドから良質なクロスを供給できる山形にとって、
ターゲットが二つになるということは、非常にでかい。
今節の試合の得点でも、長谷川がファーに流れることで、
トヨグバを見ることができた仙台DFが、(トヨグバに)ついていくことを躊躇し、
結果として、トヨグバが得点を決めやすくなったことは間違いない。
残りの13試合を勝ち抜くために、北京を経て、トヨグバが一つ自身をつけて
戻ってきたことは、とてもとても大きい。
無論、次の、広島を破った甲府戦を含め、楽な試合は一つもないだろうが、
それらを乗り越える力が山形に備わってきたと、管理人は感じている。
10年越しの悲願を叶えるため、叶えるだけの力を備えた山形が、
宿敵仙台を下し、一歩、力強く前進した試合であった。